インド音楽の分類

インド音楽分類

インド音楽のヴァラエティは、非常に豊富だ。プリミティブ、トライバル、フォークから、アートミュージックまで、口承伝達により受け継がれてきた音楽形式が数多く存在する。

トライバル(民族音楽)、フォークミュージック(民謡)

これらの形式の音楽は、音楽と言葉が自然に同時発生したものだ。音楽を作成するための意識や、計画性などなく、自然に生まれてきたものと言えるだろう。トライバル、またはフォークミュージックの多くは、まず言葉があり、そしてそれと同時進行、または付随する形で音が作り出される。インド文化のさまざまな要素は、おもに、こういったインド各地域の民族性、音楽に反映している。

 

 

アートミュージック(芸術音楽)

アートミュージックは意識的に作られた音楽である。ソングテキストによる音楽素材であるボル(言葉)は、アートミュージックの分類において重要な役割を担っている。

「ラーグ」と「言葉」の関係性の重要度により、その音楽形式が古典、ライトクラシカル、またはライトミュージックという風に分類される。

 

 

ポピュラーミュージック(大衆音楽)

ポピュラーミュージックも意識的に作られる音楽である。ヴィジュアルミュージックと呼ばれるインド映画音楽や、シアターミュージック(舞台音楽)、ダンスミュージックもこれに含まれる。また、ポップスやフュージョンミュージックといった、オーディオ、オーディオ・ヴィジュアルミュージックもここに含まれる。ポピュラーミュージックはあらゆる音楽スタイルから要素を拝借して作られている。

 

◆このページの内容は全て、Dr.Prabha Atre著 「Enlightening the Listener」からの翻訳です。