謝辞

謝辞 歌うこと、それは、わたしにとって、もっとも愛おしい行為である。作曲をしたり、教えることもまた喜びのひとつだ。これらの行為は、間接的に、歌うことの一部をなすフォームであるからだ。とはいえ、演奏行為について話したり、語 […]

序文

序文 わたしは声楽家である。幼少のころから歌をまなび、そこに疑問を抱く余裕もないほどの強烈な導きにより、インドの伝統的師弟スタイルにのっとった、音楽修行を受けた。 ひとりの独立した声楽家へと育ててくれた師を持ったことは非 […]

はじめに

インド音楽について書かれたもののほとんどは、音楽実践者ではなく、理論家によって、理論的側面から書かれたものがほとんどだ。ミュージックパフォーマンスについて違った視点で捉え、記した女性音楽家は、その中でもまた珍しい。 本著 […]